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不登校の時に、家族同じ方向を向いていますか?

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朝晩が秋らしくなって来ました。

秋晴れの高い空が恋しいですが、今年は雨が多い気がします。

我が子が不登校になる。

まさに青天の霹靂ですね。

その事実を飲み込むのに、時間がかかるお母さんも沢山います。

私は、娘が不登校だと納得するまで、相当な時間が必要でした。

考えもしなかったことでしたから、本当にただの頭痛や体調不良だとばかり思っていました。

身内の医療関係者から、心療内科を勧められた時も、全く信じられませんでした。

 

いざ、不登校だと判断が付いても

その後に問題は沢山あります。

 

私の場合、家族である主人と意見が合わずに苦労しました。

けれど、ありがたいことに、主人以外の家族は、誰も何も言いませんでした。

あの時。

もし、

家族の誰か1人でも、私に対して否定的なことを言っていたら。

とっくに私は壊れていた気がします。

誰かに何か一言でも言われたら、壊れてしまいそうなギリギリの所にいました。

多くのお母さんが、私と同じようにギリギリではないかと思っています。

あの時、もし

誰かに何か言われていたら。

そう考えると、黙って見守ってくれていた周りの家族が、本当にありがたいと思っています。

 

あなたは、大丈夫ですか?

誰か、悩みを聞いてくれる人はいますか?

 

けれど、

私のようにいかないお母さんもいるでしょう。

 

 

家族が障害になること。

実は思っているより多いのです。

 

例えば、

お祖母ちゃんが、嫁であるお母さんに向かって、文句を言う。

あなたの子育てのせいだと言う。

お父さんは、学校になんか行かなくてもいいと言う。

兄弟姉妹が、なんであいつはかりが、と思う。

 

近い間柄であればあるほど、こんな意見の違いが沢山出ます。

当事者ですから、客観的に見えないこともあります。

あなたと同じように苦しいので、誰かのせいにしたくなります。

誰かのせいにする時は、大抵は、一番近くにいるお母さんのせいにされます。

 

そんな事情もあって、家族間で

意見が合わないこと

仲が悪くなること

今までの間柄が軋むこと

実は多いのです。

 

けれど

不登校の当事者の子供にしてみると、これは更に

厄介です。

 

片方は学校に行きなさいと言う。

片方は行かなくてもいいと言う。

 

子供は、学校に行きたくなくて不登校になっていますから

当然、行かなくてもいい、という方に賛同します。

ある子供にとってはラッキーです。

ある子供にとっては混乱します。

ある子供にとっては、更に苦しみが増します。

 

どちらにしても、良いことはありません。

 

子供が不登校になったら

家族皆んなが同じ方向を向くのがいいのです。

 

通常の教育方針も同じですね。

おやつは、ご飯を食べてから。という約束なのに、お祖母ちゃんは食事前に与えてしまう。これもよくあることです。

これでは、子供が混乱しますね。

 

話し合いは大事です。

特に、不登校の解決に向かう時は大事です。

 

ただ、どんな決断をして、どんなゴールを目指すか、どんな解決方法を選ぶかは

本当に家庭それぞれです。

話し合いを持ちたくても上手くいかない場合もあります。

 

強い意志が必要になります。

 

家族間の話し合いは、むしろどの話し合いより難しい場合もあります。

 

けれど、最も大事なことです。

家族が皆んな同じ方向を向く。

これを意識しておかないと、結局は不登校は長引いてしまいます。

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