不登校の問題は、お母さんの問題。とも言われます。
私自身はそれだけではないと思っていますが、その要素も大きいとも思っています。
なぜ、お母さんの問題と言われるのでしょうか?
私は鏡の法則がある、と思っています。
他人は変えられません。
我が子とて、同じです。
我が子だとしても、他人を変えることはできません。
変えられるくらいなら、とっくに学校に行っています。
他人は変えられなくても、自分自身は変えられます。
お母さん自身が変わることはできます。
お母さんが変われば、不登校が解決する。これもあちこちで言われます。
なぜ?
私は最初それが分かりませんでした。
なぜ私が変わったくらいで、娘が学校に行けるのか?
それが、鏡の法則です。
鏡の法則というのは、簡単に言えば
あなたに起こることには、必ずそこにはそうなった原因があり、その原因はあなたの心の中にある。
というものです。
もっともっとざっくり言うなら
あなたが優しくした人には、優しくされる。
あなたが嫌いな人は、相手もあなたを嫌っている。
鏡のように、外に起きる出来事は、あなたの内面を写し出しているというものです。
あなたは、今笑っていますか?
あなたは、今苦しんではいませんか?
そして、お子さんは、あなたを写す一番の鏡です。
あなたが世界を否定的に見ていれば、お子さんも世界を否定するでしょう。
あなたが会社や人間関係が面倒だと思っていれば、お子さんも学校や友達関係が面倒だと思うでしょう。
あなたが敏感であるように、お子さんも敏感です。
あなたの気持ちを、敏感に子供は感じ取ります。
既に感じ取っているのです。
それは言い換えると
あなたが、世界が楽しいと感じていれば、お子さんも世界を楽しいと思うでしょう。
あなたが、会社や仕事が楽しくて仕方ないなら、お子さんも学校が楽しくて仕方ないでしょう。
理論上、こうなります。
だから、あなたが変われば、お子さんも変わる。
不登校を解決する多くは、そう言われるのです。
もちろんそうでない場合も沢山あります。
子供の気質の問題もあります。
ただ、自分が変わるというのは、唯一自分でできる方法です。
他人を変えるよりは、よほど簡単なので、
お母さん自身が現状できる方法としては、一番確実で、効果があるものです。
鏡の法則は、結果として現れるものは、あなたの中にある。と考えます。
そこを自分で認められるかどうか。
それが実は一番難しかったりします。
一歩踏み出すかどうかは、あなた次第です。