今となっては、やや昔ですが、
あの頃は、毎日が心配で心配で仕方ありませんでした。
なにかそう思い込む観念が、あるのだろうと思いますが
私は子供の頃から心配症な性分でした。
いつも明日着て行く服まで、全ての準備を終わらせて寝ていました。
小学校低学年の頃には、それを全部自分でやっていました。
大人になって母親になってからも、続きました。
初めての子育てや、自分が稼げない中での生活など
不安と心配だらけでした。
一度娘が入院して、それからは更にひどくなりました。
どこかで、子供なんて普通に育つ、と思っていましたが
まるで違う。
自分の子育てのなにがいけないのか、どこが悪いのか
自分の中で犯人探しが始まり
躍起にやって、様々な改善方法を試しました。
今思えば
わざわざ、不安と心配になることを探しまくっていたのですから
不安で不安で仕方なくなるのも当然ですね。
私は
これではいけない。
と思い込んでいました。
娘が身体が弱いのは、いけないことだと
このままではいけないと
思い込んでいました。
どうにかして、その弱さを治してあげなければいけないと思っていたのです。
きっと
どこかに
普通でなけれぱいけない。
そんな思いがあったのでしょう。
身体の弱さも含めて
娘の個性を、そのまま認めてあげられませんでした。
すぐ不安になったり、心配症なお母さんは
いつも不安や心配ごとを探しています。
娘の耳が弱くて心配。
娘がすぐ風邪を引かないか不安。
お金が間に合うか心配。
上手くいくか心配。
安心したくて、その不安を潰していくつもりなのですが
結果として、どんどん不安なことや心配なことばかり探してます。
きっと億万長者になっても、不安や心配は
探せば出て来ます。
お金が盗まれないか心配。
高級車にいたずらされないか不安。
探したら探すだけ、見つかるのです。
Googleの検索エンジンのようですね。
その内に、あなたにオススメと、
似たような動画や記事をピックアップまでしてくれます。
不安で不安で仕方ない時は
なにか安心できていることを探した方が
不安が減ります。
大丈夫。大丈夫。
そうはいっても、なんだかんだと乗り越えて来たよね。
今までの人生
あなたも私も
なんだかんだあった道のりを、それなりに
乗り越えて来ているのです。
だから、今回も
乗り越えられるのです。