昨日、突然、自分の観念に気付きました。
自分でも、ちょっと驚きでした。
突然です。
私は、
ずっと
仕事ができないと思い込んでいました。
そして、仕事ができない自分を許せなかったのです。
そうだったんだ。
笑
気付がなかった。
その思い込みに気付いた時、こんな風に思いました。
だから、
仕事でいつも大変な思いをして
できない自分でもいいように、
忙しい現実を引き寄せていたのです。
しかも大変な仕事になって、忙しくなるのは
自分が仕事ができない。
だから、相当頑張らないと認めてもらえない。
キャパオーバーするくらいに忙しい自分だから
できなくても仕方ない。
忙しくて大変だから、できなくても仕方ない。
自分は仕事ができない。
だから、相当忙しくて相当頑張らないと
必要とされない。クビになる。
そんな思い込みが多々ありました。
なぜ、こんな思い込みが??
と自分を振り返ってみたところ
私はデザインの仕事を始めた頃
先輩から、とにかく要領が悪いとよく言われていました。
多分、そのせいでしょう。
彼女は、とても要領がよくて、仕事をこなすのが上手でした。
その代わり、デザインに詳しくはなく
ひとつのデザインをじっくりと作り込んだりしないタイプでした。
仕事の雑務や他の業務などの業務をかいつまんで要領よく進めていく人でした。
今、よくよく思い出してみると
その要領の良い仕事の進め方は、彼女の仕事の仕方です。
それは、彼女の考え方でした。
別にゴールはひとつでも
そこに向かう道筋は、沢山ある。
彼女は、要領よく進めたい考えの人だっただけなのです。
けれど当時は、デザインを始めたばかりで
私は色々凹むことも多く
私は要領が悪いから、ダメなんだと
ずっと思っていました。
私は要領が悪いから、
人より頑張らないとダメだ。
私は仕事ができないから
人より努力しないとダメだ。
人より努力しないとモノにならない。
そんな風にずっと思っていたのです。
そして私は、相当頑張りました。(自分の中でね)
限界まで頑張った気がします。
それでも、評価は
彼女の方が良い時もありました。
私はその時に、強く
正直者がバカを見てはいけない。
努力した人、頑張った人は、正当に評価されるべきだ。
そんな観念も身に付けました。
そして、
要領だけ良くて
仕事をこなすだけの仕事をする人
上手く手を抜いてずるをする人
そういった人達を嫌悪するようになりました。
ずるい。
そんな思いです。
私はこれだけ血を吐くようにして頑張っているのに
あの人は全くそんな努力もしていない。
それなのに、
あの人の方が評価されるのはおかしい。
デザインは絶対に私のデザインの方が優れているのに
それ以外の仕事ができるあの人の方が、評価されるのはおかしい。
そんな悔しさ、ずるい、という思いが
鬱屈して、観念という思い込みに縛られていったのでしょう。
あなたは、なにか悔しい思いをしたことがありませんか?
ネガティブな感情が起こるところに、思い込みはあります。
そこに、自分の思い込みが隠されています。
当たり前になっている前提なので
とても気が付きにくいのです。
私はこの観念を何十年も気付かずにいました。
こうやって振り返ってみると
私は、よく頑張っていたなあと思います。
例え、やり方が間違っていたとしても
才能や要領が足りなかったとしても
よく頑張っていたんだなあと思います。
今思うのは
その努力は無駄ではありませんでした。
十分自分を褒めてあげていい。
そう思えます。
次回は、その思い込みにどうやって気付いたか、それを書きたいと思います。