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何か得があって、こうなっている

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寒い毎日が続きます。

それでも朝が明るくなって来ました。

 

おもしろい本を読みました。

 

病気が治らないのは、その人のメンタルが何か問題を抱えてるという観点から論じていた本です。

 

少しアドラーの心理学にも似ています。

原因ではなく、理由から見つけるという方法が、アドラーを思い出しました。

 

 

例えば、不登校。

原因を探って、その原因の為に不登校になった

と考えるのが、フロイトやユングなどのいわゆる心理学。

それに対して

アドラーの場合、

何か理由(メリット)があって、今不登校を選んでいる。

そんな考え方です。

 

ざくりと書いたので、捉え方が間違っているかもしれませんが。

不登校の親御さんたちは、まず原因を探ります。

だから、体調やいじめや学校や、そういったものが原因として上がります。

 

ただこれを

何か理由があって、子供達が不登校を起こしている。としたら。

「理由」のところを「メリット」と置き換えると、分かりやすくなります。

何かメリットがあって、不登校を起こしている。

としたら。

 

嫌な勉強をしなくていい。

嫌いな級友に会わなくていい。

眠い中、起きなくていい。

 

メリットは沢山あります。

そう考えたら。

見えないものが見えて来ます。

 

通常は、学校に行かないデメリットは大きいと

子供たちも考えます。

だから.嫌でも.学校に行きます。

けれど、

デメリットよりメリットの方が大きいとしたら?

 

あなたのお子さんは、何を嫌がっていますか?

不登校になることによって

何から逃げられますか?

何をしなくて良くなりますか?

 

 

もしかして

そう考えてみたら

お子さんの隠れた気持ちが、見えて来るかもしれません。

 

お母さんは、自分を責めなくても良くなるかもしれません。

 

 

ただ

気を付けてほしいのは

その気持ちに、良い悪いはないので

責めたり怒ったりはしないで下さいね。

 

その気持ちは、心の底から出ているものです。

本人がそうしたくないと考えていても

思ってしまうものです。

 

 

 

ただ、眺めるように

この子はこれをしたくないから、不登校を選んでいるんだ。

そう見えたら

全く違う視点から、不登校が見えて来るかもしれません。

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