今年は、夏が終わるのが速い気がしています。
もう秋の気配を感じます。
この度ようやく、紙の本を追加出版しました。
電子書籍を出版してから数ヶ月。
同じ内容のペーパーバックです。
お好きな方を、お選びいただけるようになりました。
Amazonより発売中です。
こちかから購入できます。↓
ご要望の多かった紙の本ですが
思いの外、時間がかかりました。
原稿を紙ベースの為の形式に直すのが、時間がかかりました。
何もかも初めてのことで、
誰かに聞くこともできず、一人でコツコツ四苦八苦していた感じです。
そういう事務作業などが、私は苦手な方ではありません。
どちらかといえば、得意な方だと思います。
それでも、やっては間違え、上手くいかずにやり直してを繰り返しました。
出版してみて、本当に思ったのは
今の時代、本を読む人は、本当に少ない。
ということでした。
そして本を出版するのが簡単になった今では
私のように
出したいと思えば、
本を書き上げることができて
その事務作業さえできれば
出版することが可能です。
海の底に散らばる貝のように
本当に沢山の本が出版されています。
その中で、私たちが目にすることができるのは
ほんのわずかでしかありません。
宣伝される著名な作家の方々の本。
ドラマ化や受賞などで話題になった本。
本屋さんで偶然見かけた本。
たまたまこうやって目にした本。
何かのきっかけでネット上でバズった本。
海の底に散らばる貝を見つけるのは、至難の業です。
わざわざ、海の底を探してまで、本を読みたいと思う人は少なくなりました。
探してくれる人がいても、海の底あたり一面に散らばる貝の中から
私の本を手に取ってくれる確率は、本当に少ない。
そんなことを、しみじみ思いました。
この小説は、私と同じように、
不登校のお子さんを持つお母さんのあなたや
なにか生きにくいと人間関係で悩んでいるあなたに
読んでほしいと思い、書きました。
苦しさを抱えてしまうメカニズムを、分かりやすく解説したいと思いました。
とても些細なことが、大きな傷となって残る場合があります。
ひとつひとつは小さくとも、重なっていくと、
分かってもらえない、そんな思いに繋がります。
そんな心のメカニズムを、分かりやすけ物語にしました。
こんなことが⁈と思うでしょう。
こんな些細なことで?と思うでしょう。
でもそれが、あなたやあなたのお子さんの傷だったりします。
無意識の傷は深いのに、実は小さなことの重なりだったりします。
実際の事柄の大きさではなく、
受けた心の傷の深さなのです。
読んでみれば、それが理解できると思います。
丁度今の季節。
夏の終わりの頃を書いた物語です。
不登校のお子さんのお母さんであるあなたに
人間関係につまづいているあなたに
読んでほしい本です。