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許してもらわなくてもいい

更新日:

不登校になった娘が、大学生になった今も

何か変わらなきゃ何かしなきゃ、そんな強迫観念に近い思いが 

いつもあると言っていました。

 

そんな風に育ててしまったのは私です。

またも、娘に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

何かある度に、娘が私を、心の底では許しておらず、

憎しみのように、こんな風になったのはお母さんのせい

そんな思いを感じます。

 

どうしたら、娘に許してもらえるのだろう。

どうすれば、娘に償えるのだろう。

どんな風に変われば、娘にとって良いお母さんになれるのだろう。

 

ずっと私は考えて

ずっと私は努力を続けて来ました。

 

娘にそれが伝わらなくても

ずっと努力して来ました。

 

 

けれど。

ある日。

 

なぜそう思ったのかは、自分でも分かりませんが

 

もう娘に許してもらわなくてもいい。

 

そう思ったのです。

 

 

例え一生娘が私を許さなくても、いい。

それが、今の娘なのだ。

そう思ったのです。

私を許せずにいる娘もまた、娘であることに変わりません。

それが娘の今の状態なのです。

 

例え、

私を許さなくても

私をどこかで憎んでいても

私を責めていたとしても

それが娘なら

許されなくてもいい。

憎まれたままでもいい。

責められてもいい。

そう思えたのです。

娘が私を許せずに苦しんでいるなら

許さなくてもいいから

笑ってくれてた方がいい。

そう思うようになりました。

 

そう思えたら、なんだか気が楽になりました。

 

努力して頑張って

何か変わらなきゃと

なんとか良いお母さんにならなきゃと

頑張り続けて来ましたが

 

それは私の問題ではない。

そうも思ったのです。

 

私がどうあろうと

私が変わらなくても、

私がどんなに努力して変わっても、

娘は変わらない。

 

それは娘の問題です。

 

それを決めるのは、娘だ。

 

どんなに自分か変わって努力しても

それを娘も、私が変わったと分かっていても

娘は変わりません。

 

ちょっと諦めたのです。

 

どうやったところで、娘に伝わらないなら

自分が変わったところで、娘が変わらないなら

それは同じです。

 

だから、許されなくてもいい。

それが今の娘なのだ。

 

そう思えました。

 

 

あなたは、まだ頑張り続けていますか?

その頑張りは、お子さんに伝わっていますか?

 

私の場合、幾度も幾度も主人に

ああした方がいい、こうしない方がいい

と言われ続けて、すっかり嫌になってしまいました。

 

そう言われて私がどんなに頑張っても

結局は娘は変わらないのです。

 

今世が無理なら

来世の生まれ変わった頃にでも

娘が許してくれるのかもしれない。

 

そんな風に、

ゆっくり待つことにしました。

 

気が楽になりました。

 

このままでもいい。

そう思えたからです。

 

 

不登校のお子さんを持つお母さんは

自分を責めて

自分を変えようと必死になるお母さんが

沢山います。

 

何かヒントになってくれればいいと願います。

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