寒い朝が続いていますね。
誰かが言っていましたが、気象条件が厳しければ厳しいほど、自然現象は美しくなるのだそうです。
寒い朝は空がきれいです。
人のせいにしてはいけない。
子供の頃、道徳の授業で、そんな言葉を耳にしました。
ただ
不登校のお子さんは、被害者意識がある子供が多いように思います。
そして、不登校のお子さんを持つ親御さんも、被害者意識のある方が多い気がします。
被害者意識とは、誰がに何かをされた、ということだけではありません。
何かのせいで、こうなった。
何かが違ったら、こうはならなかった。
そんな意味もあります。
例えば、
お母さんが厳しかったから、不登校になった。
親から反対されたから、結婚を諦めた。
親に許してもらえなかったから、大学進学できなかった。
自分の背が低いから、部活が上手くいかなかった。
夫が家事を手伝ってくれないから、私だけが大変だ。
大きな意味で、何かのせいでこうなってしまったと考えるのは、
自分が被害者となっています。
実際に本当に、厳しいと思うような目に遭っている方も沢山います。
だからといって、(ここが大事です!)
そんな方全員が、不登校になっている訳ではありません。
同じような環境の方でも、幸せになっている方は沢山います。
自分がこうなってしまったのは仕方がない、そんな風に思うことも、ある意味被害者意識です。
他からの要因で、こうならざるを得なかった。
そんな思いもやはり被害者意識です。
これは、辛い目に遭った人ほど、強いように思います。
辛ければ辛いほど、自分がひどく傷付いて、その傷が大きすぎるからなんですね。
辛かったですね。
そうしなければ、心を守れなかったほどです。
あなたは、幸せになりたいですか?
このままでいいですか?
残念ですが、被害者であるという意識のままでは、幸せにはなれません。
自分ではなく、相手が変わるべきだと考えているからです。
他のもののせいにしているということは、自分では何もしない。
ある意味、諦めているからです。
私にも覚えがあります。
悪いのは相手の方なのに。
なぜ自分が折れなくてはいけないのか。
なぜ自分ばかりが変わらなくてはいけないのか。
そんな思いに囚われると、なかなか相手を許したり
自分が変わろうという気にはなれませんよね。
でも、あなたが変わらなければ、状況はずっとこのままです。
幸せではない状態が続いてしまいます。
あなたは、幸せになりたいですか?
あなたのお子さんは、幸せになれそうですか?
あなたの人生は、あなたが変えられます。
被害者意識から抜け出せれば、必ず変われます。
なぜ被害者のままでいると、よくないのでしょうか?
次回は、そのことについて書きたいと思います。