昨日、伝えることの大切さを書きました。
やっぱり伝えなくては、理解されない。
自分がこういう気持ちでいる。そのことをちゃんと伝えられる大人でいたい。
私はそう思います。
その姿勢、その心づもり、そのやり方を見て
自分の子供が、人への伝え方を自然と学んでいくのだろうと思います。
自分の気持ちを伝える時
あなたはどうやって伝えますか?
大体は、話して伝えますね。
歌や絵にして伝える人もいるでしょうが
ほとんどの方は言葉を使って伝えます。
詩でも文章でも、話をする時も
あなたの言葉で伝えます。
だから、言葉が大事なんですね。
難しい言葉を使う必要は、全くありません。
ただ気を付けたいのは
伝える時に
なるべくポジティブな言葉を使うことです。
本音を伝えようと思う時
大概の方は、我慢していたり、辛い思いをしていたり
それが積もり積もった時だったりします。
その分、どうしても文句のようになってしまったり
感情を抑えきれなくなったりします。
その言葉は、攻撃になってしまいます。
話す相手を傷付けるだけでなく
影響を受けやすい近くの子供の心にも、傷を付けます。
そして、言葉を一番よく聞いている
あなた自身をも傷付けます。
せっかく勇気を振り絞って伝えても
それが文句になってしまったら。
皆んなを傷付けてしまうのは、もったいないです。
なるべくポジティブな言葉を使って
伝えるようにしてみて下さい。
電車の中で騒いでいる若者達を
怒鳴りつけている人がいました。
「うるせえんだよ!電車の中なんだから、静かにしろ!だから若いのはダメなんだ!」
この人の言っていることは正しいのです。
騒いでいる若者がいけないのは、誰もが分かっています。
それでも、電車内にいる人達は、皆んなが嫌な気持ちになります。
例え、正しいことを言っていても、です。
「具合の悪い人も乗っています。少し静かにしてくれませんか。私は静かに過ごしたいのです。」
そんな風に静かに伝えられたら
素敵ですね。
もしかして、騒ぐのをやめてくれないかもしれません。
それでもその言葉は、周りの人皆んなを傷付けることはありません。
言葉は大事です。
自分の言葉で、あなたを傷付けてはいけません。
あなたは、今日、なにかネガティブな言葉を使いませんでしたか?
ひとつでも
ポジティブな言葉を使ったら
伝え方が変わります。