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自分がダメな母親になると

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気温差が大きい毎日です。

気が付くと、梅が満開でした。

春が近いと感じます。

少し意外ですが

不登校になってしまうお子さんの親御さんは

立派な方が多い気がします。

社会的にも立場があり

家庭の中でもきちんとしており

お母さんで例えると、仕事も家事も両立できるようなお母さんです。

私はそこまで立派ではありませんが

時折不思議な経験をしました。

何か家事を失敗して、やらかした時や

面倒になって、ご飯を買ったりして作らなかった時など

なぜだか、娘が嬉しそうだったのです。

同じような事を数回経験して、思ったのです。

もしかして…

できない私を、喜んでいる?

できの悪い母親を、喜んでいる?

なんとなく不思議でしたが

今なら、よく分かります。

ファッションで例えてみましょう。

頭からつま先まできちんとして、完璧なコーディネートをして整っている美人さんは

ステキですが、どこか近寄りがたい。

言うなれば、コートのボタンを全部閉め切って、マフラーなどで完全防護してるような服装です。

気後れしてしまいませんか?

でも、コートのボタンを少し開けていて、首元が見えていたり、ちょっと合わないけど、履きやすそうなスニーカーを履いていたりすると

ちょっと安心します。

親しみやすいとも言えますね。

最近は、抜け感という言葉をよく耳にします。

どこか抜けがある。

どこかスキがある。

コーディネートを上から下まで全部、ガチガチに決めすぎず

どこか敢えて外したり、

首元を見せたり、足首を見せたりして

軽やかさを出します。

そんなコーディネートは、軽やかで親しみやすく、男性受けもいいんですね。

今は特に、きちんと感より、抜け感のあるコーディネートの方が流行っています。

それはつまり、親御さんに例えると

少しいい加減で、ドジをしたり、忘れっぽかったり

完璧ではないお母さんやお父さんの方が、親しみやすい、という事でしょうか。

あなたは、抜け感のあるお母さんですか?

あなたは、家庭の中でも完璧であろうときちんとしていませんか?

それはむしろ、お子さんに無言のプレッシャーのようなものを与えてはいませんか?

兄弟や親があまりに立派で自分と違うと、コンプレックスを持ちやすく、のびのびしにくいというのは、よくある話です。

不登校のお子さんは、敏感なお子さんが多い気がします。

親の姿勢を感じ取り

知らず知らずのうちに、自分もこうでなければならないと思い込んでいるのかもしれません。

自分はまるで違うのに、そうしろと無言の圧力を感じて、息苦しくなっているのかもしれません。

たまには、抜けていいんですね。

あなたも頑張りすぎなくていいんです。

自分の経験で、私もそう思います。

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